暖かくなってきて、部屋に風を通しながらの作業が気持ち良くできるようになりました。
この冬に洋服の入れ替えをして、「捨てるにはもったいないけど、自分で着る事はもうない」不要になった洋服の処分を「古着deワクチン」を利用する事にしました。
「古着deワクチン」とは、
国内で回収した衣類を発展途上国に輸出、現地で販売する事で古着の再利用がされ、また、古着の回収キット一口につき5人分のポリオワクチンが寄付されるという取り組みです。
回収キットの発送や古着の分別や販売のお仕事で、国内外の障がい者の雇用や発展途上国での現地雇用が生まれます。
SDGsの17の目標のうち9つの目標につながる取り組みだそうです。
申し込みをすると、専用回収キットがポストに届きます。
このキットの封入作業も福祉事業所で行われています。

回収キットは頑丈な紙袋で着払い伝票が既に貼られていて、その他に送りかたの説明や活動内容のおたよりが入っています。
輸出先の衣類の販売・再輸出を行う直営店では、障がいのある方やポリオの後遺症のある方、元ストリートチルドレンの方がスタッフとして働いているそうです。
スタッフの若者たちの、お仕事に対する姿勢や将来の展望の言葉がとても素敵です。
専用キットを広げて服を入れてみます。すごい大きさ!

厚手コート3点、薄手はおり5点、トップス約20点、ボトムス約10点靴、服飾雑貨5点を入れてこの位。
まだまだ入りそうですが、今回はこれで送ります。

なるべく状態の良い物だけを入れたので、今までお世話になった服が海外で上手く再利用されるといいなと思います。
プチプラで簡単に物を手に入れやすい現在ですが、これからは
「なるべく慎重に物を手に入れ丁寧に物を使う」
という行動を心掛けていきたいと考える良いきっかけになりました。